矯正歯科の種類

治療・矯正器具の種類

歯科矯正治療とは、歯並びや口もとのかたちを整え、噛み合わせをよくすることです。
歯並びを整えることで、審美的コンプレックスを解消するだけでなく、発音障害の改善、歯への負担軽減、内臓への負担を減らす効果があります。
また、歯を抜くことのない非抜歯矯正になりますので、元の歯をしっかりと生かすことができます。
ここでは、その歯並び矯正に使われる機器をご紹介いたします。

メタルタイプ

メタルタイプ

広く一般的に使われているタイプの、金属性矯正装置です。
30年くらい前までは、歯列矯正装置と言えばこれしかありませんでした。
安価で効果が一番得られる装置なのですが、金属で造られているため、見栄えが悪いという欠点があります。

クリアタイプ

クリアタイプ

見栄えの悪さを改善するために、開発された装置です。
ワイヤー部分はメタルタイプ同様、金属なので、高い効果が得られます。
ブラケット部がホワイトになった分、歯に馴染みやすく、目立たない造りとなっています。

コンビネーションタイプ

コンビネーションタイプ

上顎のみ、裏側に矯正装置をつけ、下顎はクリアタイプの装置をつけるタイプです。
上の歯が裏側矯正になったことで、いっそう目立たなくすることを可能にしました。

フルリンガルタイプ

フルリンガルタイプ

上顎・下顎の両方、歯の裏側に矯正装置を取り付けることで、表側からは全くわからないほどになります。
メタルタイプと比べ、矯正期間が長い場合にこれを使います。
使用中は話しづらいのが短所です。